カンジタ


性器カンジダ症は、カンジダ菌という、もともと体内にいる菌が引き起こす病気のことです。


特に女性の感染者が多い代表的な性病であることから、「膣カンジダ症」または「カンジダ膣炎」と呼ばれることも多くなっています。

性器カンジダ症は、「カンジダ菌」の増殖による、健康な人には感染症を起こさない微生物が原因菌となる感染症である日和見感染です。
そのため、主に体調不良や過労、ストレス過多などによる免疫力の低下が原因で引き起こされますので、患部の清潔と安静を保ち、薬を使用しながら規則正しい生活を送って、免疫力を高めることが基本の治療方法となります。

その他、カンジダ菌の増殖を防ぐよう、通気性のよい下着・服を身につけるなど、患部を蒸らさない対策を施すことも大切であり、また、性器カンジダ症の悪化やパートナーへの感染の可能性があるため、完治前の性交渉は避けましょう。


性器カンジダ症の病院での治療法は、男性と女性でわずかに異なります。


女性の性器カンジダ症の治療では


女性の性器カンジダ症の治療では、「膣洗浄」を行ったり、カンジダ菌に有効な抗真菌薬の膣錠や、膣坐剤(膣から挿入する坐薬)を使用します。
「膣洗浄」という言葉を初めて聞く人もいるかもしれませんが、膣内を精製水で洗うことを膣洗浄といい、カンジダ菌が増えるのを抑える効果があります。


膣洗浄なら「家のウォシュレットでもできるのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、ウォシュレットのビデは衛生面に不安があり、また、膣洗浄のやりすぎは逆効果にもなってしまいます。


自分勝手な思い込みによる治療はリスクがあるため、行わないようにしてください。

このような治療は、約1週間続けられます。
その後、効果が十分に得られないと判断されたときは追加で治療を行ったり、別の原因があるかどうかの検査を行うようになります。

男性の性器カンジダ症の治療では


男性の性器カンジダ症の治療では、性器を清潔に保ち、抗真菌剤イミダール系の軟膏やクリームを塗布するようになります。

男性は基本的に性器カンジダ症にかかる確率が低いですが、包茎の場合は感染率が上がりますので、治癒しても繰り返し症状が出てしまう場合は、包茎手術によって完治を目指すケースもあります。


カンジダは常に体内にいる常在菌ですので、完治した後も再発する可能性が


特に、女性は一生のうちに6~7割くらいの人が1度は経験するといわれています。
さらに、その中から再発する割合は約7割だそうです。


性器カンジダ症を再発してしまったけど、病院に行くのが難しいという場合は、市販薬でも同様の薬剤がありますので、そちらを使用するのもいいと思います。
選ぶ薬剤は、膣の中に炎症が起きていておりものに変化がある場合、外陰部に発疹やかゆみがある場合、両方の症状が出ている場合のそれぞれの状況によって変わります。


市販薬を使用する際は、必ず用法、用量を守るようにし、また、正しく使用して2,3日たっても症状の改善が見られない場合や、6日間たっても症状が消えない場合は、必ず病院で医師の診断を受けるようにしましょう。

なお、市販薬は膣錠がメインとなっており、医療機関で処方されるものと同様、錠剤を膣内深くに挿入して使用します。
したがって、慣れるまで少々戸惑うかもしれません。



ここで注意しなければならないのは、市販薬を使用できるのは再発した人に限るということです。


性器カンジダ症だと自分で思っていても、実は他の性病や疾患であるという場合もあります。

そのため、初めてかかったときに自己判断で市販薬を使用すると、症状が悪化する可能性がありますので危険です。
初発の際は、必ず病院を受診し、医師の診断を受けてください。


ちなみに再発時の市販薬には、下記のようなものがあります。

・小林製薬 フェミニーナ膣カンジダ錠
…有効成分オキシコナゾール硝酸塩を配合しており、カンジダ菌を殺菌。
がまんできないかゆみや白いおりものなどを伴う腟カンジダの再発を元から治します。


・大正製薬 メディトリート
…有効成分ミコナゾール硝酸塩を配合しており、これまで医療用医薬品に限って使用されていた有効成分を、一般用医薬品に転用した医薬品です。


・ロート製薬 メンソレータムフレディCC

…有効成分イソコナゾール硝酸塩を配合しており、膣カンジダの再発による症状を、自分で治療できる医薬品です。
医療用成分と同じ成分を配合しています。

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